Tokushima Arts Foundation for Culture -徳島県郷土文化会館
南東方向からのファサード。
東側が、4層分くらい吹き抜けたピロティとなっている。
大きな箱が乗っかった、あるいは浮いているかのような印象。
非常に大きなヴォリュームではあるが、リズムよく配置された窓によって、
それほどの“重さ”を感じないような気がする。
さすがに、旧耐震で、これだけのピロティ構造となっては、
耐震性能としては、まずいだろうなあ、とは思うが、
果たして、どのような耐震補強がなされるのだろう。
学校校舎では一般的に、鉄骨ブレースを入れるのだが、
こんな大きな施設でも、同じなんだろうか?
あるいは、柱を炭素繊維シートで巻くとか?(勉強不足でスミマセン)
地震で倒壊してしまっては元も子もないが、出来ることならば、
不細工なブレースで、この印象が崩れるようなことにならないことを願いたい。
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