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こちらは、私が愛用している腕時計。
スイスのORISという時計メーカーのもの。
このブランドは、機械式にこだわっており、比較的に低価格で質の良い物を作っています。
最近の時計は、電池のクウォーツ式がほとんどですが、
機械式というのは、電池ではなくぜんまいを動力としている時計のこと。
クウォーツ式のものは、水晶の振動数がどうたらこうたら・・・ということで、
やはり時間は正確で、それに対して機械式は誤差が結構生じます。
でも、機械式の時計は、いい音がします。
チッチッチッチ、と、時間を刻んでいる、とても心地いい音がします。
これはクウォーツ式のものでは出ない音。
時計の音が気になる、うっとうしい、といわれることがありますが、
この音は、聞いててほんとに落ちつきます。(私だけかもしれませんが)
この時計は、裏がシースルーになっており、中の機械が見えます。
半円状のものは、ハンマー(振り子)といわれるもので、
機械式のうち、自動巻きというのがあるのですが、
腕を動かすことで、このハンマーが回りぜんまいが巻かれる、というしくみ。
したがって、2日も時計をつけないと、止まってしまいます。
止まった状態というのは、時計にとってあまりよくないということなので、
つけないときも、それなりの手間が掛ります。
でも、それは考えようで、手をかけ、愛情をかけることで、ずっと使っていけます。
やっぱり、時計職人の魂を少しでも感じつつ、大事にしていけると最高ですね。
やたらと合理性ばかりを求められる現代ですが、
ちょっとくらいこだわりを持ったり、手間を掛けてもいいのではないでしょうか。

ORISの日本語サイト→ORIS JAPAN

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